松岡利勝センセイ続報


平成19年3月9日松岡農林水産大臣記者会見概要より

Q:
その光熱水費の件なんですけれども、大臣が1本5,000円の水を飲まれていて、それを計上されているというような話があって、自民党本部も調べているという話がございますけれども、その事実関係を教えて下さい。
A:
内容に渡ることですから、今の法制度の下では、そこまで報告するということについては、差し控えさせていただきたいと思います。
Q:
大臣は、事務所では水道水を飲まれていらっしゃるんでしょうか。それとも・・。
A:
今、水道水を飲んでいる人は、ほとんどいないんじゃないですかね。それ以上は、ちょっと内容に当たることですから。

http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/daijin/070309daijin.htm


ほっほう、さすがは「水と緑と食を守る」松岡センセイではありませんか。
ネタだろうけど一本5000円の水とはいい生活ですね。


今の日本で「安全な食品」といううたい文句で販売されているものは全て唯の嗜好品であるといっても過言ではないでしょう。ここまで食べ物が簡単に手に入り、かつそれが安全で衛生的なものであった時代も国も過去に一度も存在していなかった。


水道なんてその最たるものだと思うんだが。地域によって差こそあれ、日本のここまで質の高い水道システムって自慢していいと思う。


分析屋の仕事をしていて時々悲しくなるのは自分たちが必死こいて分析してちょっとでも基準を超えたら捨てられていく食品たちがそもそも殆ど危害性を持っていなくて(理化学なので。微生物になると違反品の危害性は上がる)そんなことよりずっと消費者の食べ方に危害の生まれる余地があるということ。食べすぎしかり栄養の偏りしかり。
好奇心を使わない仕事の場合、自分のやっていることが役に立ってないかもしれないという疑念ほど辛いことはない訳で。そしてそれは必ず士気にもネガティブな作用をしていく。


だからとにかく松岡センセイは謝るべきだ。水道局の中の人に。


このblogは唐突に安全でおいしい水プロジェクトを応援してみます。